アンスリウムの管理方法
※この管理方法はアンスリウムに限らず、当園生産の植物のほとんどに適用できます。
 
1.まずはじめに お店でアンスリウムを選ぶ際には、お好みの色、鉢などの仕立てだけではなく、家のどこに飾るかを考えてご購入頂きますと あとでイメージと違う、インテリアと合わないといった失敗が少なくなります。 また、葉や花の色つやの鮮やかなもの、葉の付け根ががっちり堅く引き締まっているものをお選び下さい。 家に着きましたら、植物にかぶせてある透明なフイルム等はムレなどの原因となりますので、取り外してください。
 
2.一年中室内で
もともとアンスリウムは高温多湿の環境を好みます。管理に最適な気温は20〜25℃ですが、あまり厳密に考える必要はありません。 春から秋にかけては明るい南向きのリビング、キッチン、玄関の窓辺など、直射日光の当たるところ、エアコンの風が当たるとことろをさけて頂ければ、 ほとんどどこでも管理することが可能です。 明るさの目安はレースのカーテン越しの日光が入る室内ぐらいが最適です。 直射日光以外での明るさだけなら問題ありませんが、暗すぎると新しい葉がよじれたり次の花が出てこなくなります。 時々、天気のいい日には屋外で日光浴をさせながら、水で葉を優しく洗うと病気、害虫の予防になります。 冬場には玄関などの外気が直接当たるところに置くのは避けます。またガラス窓の近くは夜間特に冷え込みます。 リビングなどの特に暖かい場所に置いてください。 夜間には、ビニールのゴミ袋などを上からすっぽりかぶせると簡単な保温に効果的です。 茶色く枯れてしまった花や葉は病気の原因となりますので手でちぎって取り除いてください。 (はさみは病原菌などを健康な葉や茎に移してしまうので使わないでください。) 尚、お楽しみいただいた後は、お住まいの地方自治体の定める方法で処分して頂き、 是非また荒木植物園のアンスリウムをお買い求め下さい。
 
3.水やり 植物も人間と同じように生命の維持には水が必要です。 時々、鉢の中をのぞいて頂き、土の表面が乾いていたら鉢底から水が出てくる位まで株もとから充分にあたえます。 冬場には回数を控えめにし、乾かし気味にします。冷たい水は根を傷ませる原因となりますのでじょうろなどにくみ置きして 暖かい日に与えます。 鉢皿に水をためておくのは根を腐らせますので避けてください。 季節、環境により、水やりの回数、水の量は一定ではありません。よく観察して最低週に1度くらいは与えてください。
 
4.肥料について ホームセンター等で販売されている市販の観葉植物向け液体肥料、固形肥料を用法に応じて与えてください。 冬場は量・回数ともに控えめにしてください。
 
5.長持ちさせるには 植物を鉢からそっと引き抜いて根がぎっしり詰まっていましたら、一回り大きな鉢に植え替えます。 植え替えは初夏に行うのが最適です。ホームセンター、園芸店でお好みの鉢と、用土にはピートモスを用意して頂き、 用土をギュッギュッと押し込むように植え替えます。 次に新しい花を咲かせるには温度(20〜25℃)、肥料(リン、カリ多め)、十分な光量が一定期間継続して必要です。
 
特に神経質になる必要はありません。冬場の管理と水やりに気をつけて頂くだけで、数年間お楽しみ頂くことも可能です。
〜アンスリウムは丈夫な植物です。〜
  ※ 当園の生産商品はすべて鑑賞用です。絶対に食用しないで下さい。
※ 当園の生産商品には整姿、アレンジの都合上針金(鉄線)が付属している商品がございます。小さなお子様やペットなどがいらっしゃられる場合は取り扱い及び飾られる環境に特にご注意をお願い致します。
※ 鑑賞目的以外及び明らかな不注意(上記内容も含めて)などによる事故、トラブル等、当園は一切責任を負いかねます。予めご了承頂けますよう宜しくお願い申し上げます。
 
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